フリーライターの“よしおとよしこ”の企画置き場です。姉妹ブログ、『よしおとよしこの企画捨て場』(http://kikakuinu.exblog.jp/)は永遠のライバルです。アッチが生ゴミなら、コッチは粗大ゴミで勝負だ!


by yoshiotoyoshiko

企画置き場⑤

●企画名
「喧嘩腰インタビュー」
●企画趣旨
 俗に言う「人の話を聞く態度じゃない」感じを基調として、ガラの悪い喧嘩腰の態度でインタビューに臨む企画。当然いろいろ勘違いした有名人などにはこのインタビューは適さないので、市井の弱そうな人々限定で喧嘩腰インタビューを突然吹っかけるのがベスト。
●企画サンプル
□今回のインタビュー相手:鈴木さん
□写真:引きつった笑顔を見せる鈴木さん
□本文:
―オイ、コラ。インタビュー始めるぞ、ボケ。
 はあ。
―あぁ、なに、メンチ切っとんじゃい、ワレは?
 す、すいません。
―詫び入れんなら、最初からおとなしゅうしとけや、ボケ! ハリアップ、名前言わんかい。
 あ、山田一郎です。
―なんじゃい、そのナメタ名前は! いてまうど、こら。
 でも、その、本名ですので…
―ワレの親はよっぽどのアホやなあ。親父はさしずめ無職か、蒸発じゃろ。
 いえ、公務員です。
―日本も落ちたもんだべ、田中一郎の名づけ親が公務員とはのう~。
 あの、僕、田中一郎じゃなくて山田一郎なんですが。
―アホか、そんなんどっちでもええやろ。ガタガタ因縁つけんじゃねえよ。で、お袋はどうせ現役の売女だろ。
 違います、専業主婦です!
―てめえ、何逆ギレしてんだ。こっちがインタビューしてるからっていい気になるなよ。まったく育ちの悪いやつだ。この、マザーファック。
 …。
―何黙ってんだよ。表出るか、表。ちょっと顔貸せや。
 …あの、実は僕、空手3段ですけどいいんですか?
―上等じゃ、ボケ。しょうもない嘘つきやがって。なに、こぶし出してんだよ。
 空手ダコです。
―…いや~、ご立派なタコをお持ちで。親の教育がよかったんでしょうね。あ、じゃあもう十分お話し聞けましたので、どうもありがとうございました。
 待て、コラっ!

●企画名
「自分史―三面記事的三大事件―」
●企画趣旨
 日本国民全員に今までの人生で起こった、「三面記事的三大事件」を順番に語って貰う壮大なスケールの企画。
●企画サンプル
□一人目の国民・栗田純平(20)
□本文:
「6歳児 熱々のコーンスープを膝の上にこぼして大火傷」(1990年1月1日 アサヒ新聞)
 昨夜未明、神奈川県藤沢市の会社員栗田純一郎さん(22歳)の長男、純平くん(6歳)が夜食にコーンスープを食べようとして誤って膝の上に落として大火傷を負った。母親の純子さんは「夜中に台所でゴソゴソ音がするので、泥棒かと思い台所の電気をつけたら…」と一人息子の惨劇に言葉を失った。純平くんは全治76ヶ月。藤沢市内の病院で手当てを受けているが、幸い命に別状はない模様。消防は出火元はコーンスープと見て原因解明を急いでいる。

「弱冠二十の青年、性病保有数ついに二桁台を突破。世界新記録達成!」(2004年1月1日 ヨミウリ新聞)
 昨夜夜半、神奈川県藤沢市のフリーアルバイター栗田純平さん(20歳)の性病保有数
が2桁台を突破していたことが明らかになった。さる情報筋によると、栗田さんはクラジミヤで性病歴を始め、梅毒、淋病とありがちな性病で順調に数を増やしてきたとのこと。ついに昨夜、藤沢市内の病院でまだ世界で類を見ない新種の性病という大快挙で、世界初の性病保有数10を達成していたことが判明。このダブルな朗報に緊急入院中の栗田さんは「ギネスに申請したいです」などと医師団に明るく受け答えしたとのこと。が、依然栗田さんの安否が気遣われる。尚、この新記録により、アメリカ合衆国ペンシルベニア州のマイケル・ジョーダン氏(42歳)が持っていた性病保有数9を大幅に塗り替えたことになる。

「元旦早々、女子高生に淫行。88歳のご老体、現行犯逮捕」(2004年1月2日 マイニチ新聞)
 1日早朝、藤沢署は神奈川県藤沢市の路上で市内の女子高生に淫らなプレイをした疑いで、住所不定無職の栗田純二容疑者(88歳)を現行犯逮捕した。調べによると「孫の彼女とは知らなんだ。性病が怖い、怖い」と自供を始めているとのこと。栗田容疑者の孫は、昨日性病保有数の世界新記録を達成したばかりの栗田純平さん(20歳)。報道陣に囲まれた栗田さんは開口一番「じいちゃんに彼女を寝取られるとは…。今年はお年玉をくれないのでおかしいとは思っていました」と悲痛な表情で身内の極刑を望んだ。栗田さんは本日、藤沢市内の病院から退院したばかりだった。

●企画名
「異種仕事交換」
●企画趣旨
 ワークシェアリング。不景気大国日本が生んだ、苦肉のカタカナ。同会社内でそのカタカタをチマチマ行うと、「じゃあ、俺が9時から13時まで。お前は13時から17時までね」、「何でお前だけ昼休みがあるんだよ」とかならず喧嘩になります。ですから異業種間でそのカタカナを行えばいいのです。大工とモデルの会話の抜粋。「じゃあ、俺がモデルやるから、お前は大工な」、「大工やってみたかったんだよ。ありがとう」となること請け合い。まあ、異業種間でドンドン仕事交換したらどうなるか確かめる実験企画。
●企画サンプル
①総理大臣とAV男優が仕事交換
「総理、一言お願いします」
 インタビュアーたちが次々に総理大臣(AV男優)にマイクを差し出す。
「あ、俺のこれくらい」
 総理大臣は、一番太くて長いマイクを指差した。
「…総理、もう一言」
「フッ、もう濡れているんだろ」
 総理大臣はそう言うと、カメラの前で総理とは思えない早さでフィンガーを動かした。
「以上、総理官邸でした」
 女インタビュアーが火照った顔でそう締め括った。

②AV男優と有名ラーメン屋の親父が仕事交換。
「じゃあ、とりあえず入れちゃってくれる」
 AV監督の指示にAV男優(有名ラーメン屋の親父)は不機嫌そうに首を横に振った。
「うちはメニュー以外のものは作らねえ。後、私語禁止」
 その言い種に、AV監督は激怒。
「ほら、女優さんも股広げて待ってるんだから。能書きはいいから、とっとと入れろよ」
「今日のスープは気に入らねえ。もう店仕舞いだ」
 AV男優はそう言いながら、股間の暖簾を下ろした。

③有名ラーメン屋の親父と総理大臣が仕事交換。
 暖簾をくぐって、客が入ってきた。
「ブッシュ萌え~!」
 有名ラーメン屋の親父(総理大臣)が奇声を上げた。一見の客はうまい店は得てしてこういうものと通ぶり、カウンターに黙って腰を下ろした。
「おやっさん、ラーメン一つ」
「靖国神社に参拝して何が悪い」
「いや、悪くないから、ラーメン一つ」
「感動した。勝手に国民栄誉賞あげちゃダメって言われたの」
 有名ラーメン屋の親父がラーメン作りに取り組む様子は更々なかった。

●企画名
「さあ、メール添削教室」
●企画趣旨
(前略)今まで述べてきたような要因が起因となり、テレホンが普及していき、それに伴って手紙が衰退していったと推測される。(中略)しかし、昨今のケータイテレホンの著しい台頭により、メールと改名された手紙が復興の兆しを見せている。本企画はそんな素人衆の、プロ意識に欠けたメールの採集、添削を目的としたものであり、決して(後略)。
●企画サンプル
 下記のメールは坂本竜馬(仮名)が、親友の勝海舟(仮名)に送ったメールです。坂本さんはこのとき急病。すかさず肌身離さず持っている携帯電話で勝さんにメールを送ったとのこと。ちなみに坂本さんは急病で動転していたのか、119番に電話することは思いつかなかったようだ。

○坂本さんのメール
「♂、超元気?オレ、今、急にブルーなんだ」
○勝さんの返信メール
「フ―ン」

 もし坂本さんがちゃんとしたメールを送っていれば、メールでは寡黙な勝さんも饒舌になったはず。そうすれば、坂本さんが命を落とすこともなかったことでしょう。では、二人のメールを添削した、模範メールを発表します。

○模範版、坂本さんのメール
「♂、超元気?オレ、今、急にブルーなんだ。なぜかって?それは急病だからさ。そこんとこ、よろしく。アディオス!」
○模範版、勝さんの返信メール
「フ―ン。…な、なに―。いいか、まず気を落ち着かせて、横になってろ。オレが119番に電話してやるから。すぐに救急車が行くから、それまでの辛抱だ。あ、オレ、お前のメルアドしか知らないじゃん。しょうがないよな、メル友だもんな。じゃあ、アディオス!」

 二人が特殊な友人関係だったので、坂本さんの命はやはり救えませんでした。あくまで上っ面のメルトモ関係だった二人が悪いのであって、模範メールにはなんら落ち度はありません。アディオス!
[PR]
by yoshiotoyoshiko | 2007-04-11 16:31 | 企画置き場