フリーライターの“よしおとよしこ”の企画置き場です。姉妹ブログ、『よしおとよしこの企画捨て場』(http://kikakuinu.exblog.jp/)は永遠のライバルです。アッチが生ゴミなら、コッチは粗大ゴミで勝負だ!


by yoshiotoyoshiko

企画置き場⑨

●企画名
「24時発!人様の財布」
●企画趣旨
「今日一日、あなたは何にいくら使いましたか」と深夜12時にいろんな人に質問して、その日一日の支出状況を調査する。そこから、日本の景気やら、人様の財政事情やら、私生活ぶりやらを探り、難癖つける企画。
●企画サンプル
フリーター・磯辺篤(24)のイラスト:貧乏臭いフリーターファッション
磯辺篤の11/1(土)一日の支出:
150円 電車
600円 昼飯(海鮮炒め定食)
180円 アイスコーヒー
787円 夕飯(餃子定食)
150円 電車
300円 レンタルビデオ(女教師もの)
270円 煙草(マイルドセブンライト)
計2,425円
本文(寸評):
 フリーター歴6年の磯辺さん。毎月コンビニで月収15万円を叩き出しているという。家賃5万と光熱費・携帯代等の雑費2万円を引くと、一ヶ月の生活費は8万円。
「一日約2,666円で生活しないといけないんで結構厳しいですよ」
 そう語る磯辺さんだがどんなに苦しくても、外食オンリーにはこだわるという。
「ご飯作れないんで」
 それなら外食オンリーライフも頷ける。今日の支出に満足かどうか聞いてみた。
「本当は210円のカフェ・ラテが飲みたかったんですけど、30円安いアイスコーヒーに日和っちゃいました」
 それ以外は不満がないと言い張る磯辺さん。本当なのだろうか?彼に夢や希望はないのだろうか?
「ほら、今日だと242円貯金できたわけですから、1万円溜まったらジャンボ餃子を腹一杯食べてみたいですね」
 今日の磯辺さんの貯金額は、本当は241円なのに…。1円計算ミスしているカレの未来への道のりは遠く、暗いものである。今カレに必要なものはそこら中から金を借りまくって、自己破産する勇気か、デリボーイに身を窶す覚悟しかない。
「いや、自分、現状維持型ですから。どっちか選べませんよ」
 実にみみっちい、優柔不断な男でした。日本の夜明けは果てしなく遠い。

●企画名
「勝手にちょっとリベンジ」
●企画趣旨
 かつて大和の国の、もののふの世界では仇討ちが大いに奨励されていた。道とかをたくさん歩いてようやく見つけた仇相手に、「貧乏長屋の熊さんの仇」と斬りかかること。ああ、それこそ、もののふの鏡、魂と見つけたりって感じ。
 さて、時代変わって現代のジャパン。もののふは絶滅し、出会い系サイトが勃興し、アメリカさんのプレゼント、平和憲法で仇討ちも諸々と一緒に禁止されてしまった。
 ということで法の目を掻い潜って、「仇討ち」を「リベンジ」に衣替えして、大々的じゃないから、ちょっとくらいのリベンジだから、何もしないから大丈夫だよを合言葉に、勝手にちょっとリベンジする企画。
●企画サンプル
ぶつかってきたのに謝りもせず立ち去った、「ヨシッ、小男の背中」と吟味してから睨みつける松田優作のイラスト:勝ち誇った残忍な笑みを浮かべている。
本文:
 松田が神田の古本街の雑踏を歩いているときだった。上の空だった松田の体に軽い衝撃が走った。咄嗟に松田の肉体から言葉がほとばしる。
「あ、すいません」
 しかし、松田の肩にぶつかった相手は無言のまま行ってしまった。松田、言葉のキャッチボールに失敗。最初こそオドオドと振り返っていた松田だったが、明らかに相手が小男であるのに気付いた辺りから、松田の肩は怒り肩に変貌した。
 颯爽と小男の後をつけだす、松田。仇の背中から目を離さぬまま、器用に道端に手頃な凶器がないかを探す松田。チャンスはすぐにやってきた。右前方の工事現場に大、中、小の鉄パイプが3本、お誂え向きに立てかけてあった。
 小男は松田の尾行にまだ気付いていない。松田は躊躇わず鉄パイプ(大)を歩き様にかすめとる。両の掌で冷たい鉄の感触を味わう。緊張からかすぐにヌラリと汗が滲む。松田は慌てて半ズボンからハンカチを取り出して、手をゴシゴシする。
 小男が路地を曲がった。一呼吸置いて松田も後を追う。狭い路地を行くのは小男ただ一人。松田にチャンス到来。白いハンカチを投げ捨てた。
「お兄さん、ハンカチ落ちたよ」
 松田が軽い悲鳴とともに後ろを振り向くと、そこには白いハンカチを腰をかがめて拾おうとしている老婆の姿が。「練習、練習」と念仏のように唱えながら、松田は老婆の後頭部に鉄パイプ(大)を思いっきり叩きつけた。
 幸い脳髄が飛び散る音に小男は気付いていないが、少し距離が開いてしまった。その差を松田は足早にかつ足音を押さえて、一気に詰めた。射程距離。松田は鉄パイプ(小)を振りかぶった。そして投げた。ボーリングの要領で。
 ゴロゴロ。
 小男が不審な音に振り返った瞬間、足元に絡みつく鉄パイプ(中)にすべって、転んで、尻餅をつく。
「思い知ったか、肩にぶつかってきたのはお前なのに、なぜか被害者のオレが『すいません』って謝罪したのに、加害者のお前は無視して行っちゃった仇だ」
 松田はそういうと唖然とした小男を残して、満足げにダッシュして去って行った。
 翌日、鉄パイプを持ったまま、老婆撲殺の容疑で逮捕された小男の姿を新聞で発見した松田。ちょっとリベンジじゃなくなってしまったことに、ちょっと反省。

●企画名
「あなたの肖像」
●企画趣旨
 人はいくつもの顔を持っている。仕事の顔、家庭の顔、友人といる時の顔、恋人といる時の顔などなど。たった一つの顔で人生を乗り切っている人は稀であろう。
 例えば、Aさんについて、小学校時代の友人、中学時代の友人、高校時代の恋人、大学時代の友人、バイト仲間、現在の仕事仲間、今の彼女、両親、兄弟などにそれぞれから見たAさんを証言して貰う。それらの証言からAさんの人間性を浮き彫りにして、Aさんのありのままの真の姿、肖像を描いてみる企画。公正を期すため、Aさん本人にまず自己紹介をして貰う。
●企画サンプル
Aさん本人の自己紹介:
 子供の頃は餓鬼大将でしたね。近所の奴らを引き連れて悪さばっかりしてましたよ。近所の駄菓子屋は軒並み出入り禁止でしたから、オレ。中学んときは族の集会とかにちょこちょこ顔出したり、他の中学の奴らと喧嘩ばっかりしてましたよ。まあ、血気盛んだったんですよ、人よりも。
 まあ、その分更正というかそういうのに冷めるのも早くて、中3のときには勉強してちゃんと高校行きましたよ。もちろん工業とか農業じゃなくて、普通科にね。
 高校1の秋に、初めて彼女ができたのかな。筆おろしは中坊のときにヤンキ―姉ちゃんで済ませてましたけどね。彼女とは至って普通なデートばかりしてましたよ。学校帰りとか休みの日に。その彼女とは1年くらい付き合って、何となく別れちゃいましたけどね。
 後、高校時代はよく本を読んでましたね。固めの本というか純文学系を。ほんと、普通のハイスクールライフをのほほんと送ってましたよ。
 大学はそこそこ名の知れた、東京の私立に行きましたね。大学のときも適当に授業に出て、バイトして、テニスサークルに入ったんで夏休みのときは合宿で汗を流したりして。彼女はいたり、いなかったりって状況でしたね。いやほんと恥ずかしいくらい大学生してましたよ。で、ゼミは旅行関係だったんで、就職の方も何となく旅行会社にそのゼミのOBの紹介で入りましたね。
 まあ、今もその会社で忙しく働いているわけですけど、そろそろ今の彼女、まあ同期なんですけどね、とも4年くらい付き合っているんで結婚しようかなあって思ってますよ。適当に遊んでいる女の子たちとはちゃんと手を切ってね(笑)。

Aさんの小学校時代の友人①の証言:
 A?Aって誰だっけ?(写真を見せる)あ、こいつか。そういえばいたなあ。なんかいつも教室の片隅で一人でブツブツ呟いていたよ。後はどんな奴だったか覚えてないなあ。

Aさんの小学校時代の友人②の証言:
 Aは酷い奴ですよ。一見おとなしくて目立たないタイプですけど、飼育小屋のウサギに毎朝石をぶつけたり、駄菓子屋のチョコを犬のうんこと代えたりと陰では好き放題してましたよ。僕も当時はイジメられっ子で、Aもめったにいない自分より弱い僕のことをよく苛めて喜んでましたよ。後、気持ちの悪い自慢話をよくされました。

Aさんの中学時代の友人①の証言:
 暴れてた?あのAが?デマですよ、デマ。族に出入りなんかしてませんよ。あいつ、深夜徘徊するのが趣味、っていうか空き地とかに落ちているエロ本がないか探していただけみたいですけどね。そういうときに族に絡まれたことはあったでしょうがね。ヤンキ―姉ちゃんで筆下ろし?妄想でしょ。

Aさんの中学時代の友人②の証言:
 あいつ、授業でコツコツノートとか取っている割には本当バカでしたね。全然勉強してなかったオレですら受かった農業高校を落ちてましたから。結局、バカしか入れないで有名な私立の普通科に行きましたよ。ああはなりたくない、ってみんな思ってましたよ。

Aさんの高校時代の先生の証言:
 ああ、Aくんですね。覚えてます、覚えてます。うちの学校で本を読む生徒なんてめずらしかったですから。でも、その読んでいる本が『いじめの仕返し123』、『純文学風月刊エロッス』とか教育上あまりよろしくない本ばかりでしたので、何度かそういう本を学校で読まないようにと注意はしましたけど。

Aさんの高校時代の彼女の証言:
 彼女なんかじゃないですよ。付き合うなんてとんでもないですよ。あんな気持ち悪い人と。一年くらいずっと下校とか、休みの日に付きまとわれてホント最悪でしたよ。結局、私が転校して事無きを得ましたけど。あのまま学校にいたら、何をされていたか。今でも悪夢にうなされて、起きるたびにゾッとしています。

Aさんの大学時代の知人の証言:
 確かにうちの大学はそこそこ名は知れてますけど、「金さえ払えば誰でも入れる」とか「ラクビー部が集団レイプをした」とかそんなことでですよ。Aとは一年のときに語学のクラスで一緒だったんですけど、いやーぶっちぎりでバカでしたねえ。語学っていっても日本語でしたから。日本語すら危うかったですよ、あいつ。身の程知らずにもテニスサークルの新歓には行ったみたいですけど、断られたみたいですよ。でもなぜかテニスラケットはいつも持っていましたね。

Aさんの大学時代の彼女の証言:
 あいつ、私のこと、彼女とか言ってるんですか?ハアー、Aさんって学内でも有名でしたよ、バリバリのストーカーで。しかもストーカーする女の子をまめに代えて、ようやくストーカーされなくなったって安心してると、またストーカーされてるって感じで。何度か警察にも言ったんですが対処してくれなくて、もう本当最悪でしたね。

Aさんの会社の先輩の証言:
 私が大学時代お世話になったゼミの先生がすごいいい方で、Aがどこにも就職が決まらず困っていると頼まれまして。ちょうどそのとき、うちの会社で警備員の募集をしていたので、Aのことを引き受けたんですが。まあ、仕事はなんとか必死にこなしているようですが、最近私の部下の女の子に「警備員のAって人に、突然プロポーズされて困ってるんです」と相談されて頭を抱えているんですよ。

Aさんがいきつけの風俗店の風俗嬢①の証言:
 あんまりお客さんの悪口とか言ったら駄目なんですが、Aさんはもううちの店出入り禁止だから、別にいいのかなあ。AさんってハードMなんですよ。うち、普通のヘルスだからそんなハードな要望に答えられないから、「SMクラブとかに行ったらどうですか」って言ったこともあったんですけど、「ああ、いい。いいです、その虐げられるお言葉」って聞く耳持たないんですよ。しかもスカトロマニアみたいで最後は決まって、「おしっこかけてくれなきゃ、帰らない」って駄々こねてましたから。

Aさんがいきつけの風俗店の風俗嬢②の証言:
 ハードMなんかじゃないですよ。バリバリのハードSですよ、あの人。私も長いことM女をやってきましたけど、あの人は生まれついてのハードSですよ。これ、見てくださいよ。一番最後にAさんについたときにいきなりサバイバルナイフで刺されたんですよ。「お前、本当は女王様だろ」って。もう失礼な話ですよ。結局うちのオーナーが出てきて話をつけたみたいですけど。だから最近はもう来ないですよ。

Aさんの母親の証言:
 すいません。やっぱり主人はAについてなんか話したくないって…頑固者なので。まあ、いろいろ皆さんに誤解されますが、あの子は確かに気難しい子ですけど、基本的にはやさしい子なんですよ。急なことですし、私ももう年ですから、どうやさしいかは説明できませんが、とにかくやさしい子なんです。そろそろ結婚するって言ってましたから、早く孫の顔が見たいですねえ。

Aさんの肖像(イラスト付き:地味な男。目がイッている):
 Aさんはもう典型的な、地味で粘着気質で性格分裂症で虚言癖もある、幼少の頃から変わらずキチガイ路線を突っ走ってきたタイプ。こういうタイプはとっとと犯罪行為を犯して、刑務所か精神病院に収容されるべきですね。まだ娑婆にいるのが不思議です。

●企画名
「お言葉レイプ」
●企画趣旨
 レイプ(日本名:強姦)。なんと日本の法律ではレイプも強姦も犯罪行為とされているのです。でもね、想像の世界でならレイプも強姦も、どんな悪さ全般をしても犯罪行為なんて野暮なことは言われないわけです。つまり俗にいう「言葉の暴力」を実行する企画である。詳細は有名無名を問わず、何らかの女を俎上にあげて、毎回想像レイプをしてやる企画になっています。
●企画サンプル
今回想像レイプされる女:米●涼子
写真:軽く目線の入った、米●涼子
本文:
 とある都内某所のドトールコ●ヒー。カウンター席でアイスコーヒーを飲んでいる米●涼子の隣に、オレはさりげなく腰を降ろした。
「アイスコーヒーなんてクールだよね」
 なんて言いながら。「何、コイツ?」顔をする米●。そのまま立ち上がろうとする彼女の肩に手を置き、「お前は立つ側の人間じゃないだろ」と引き止める。立つ側のオレはこの時点で勃っている。
「見たよ、例のCM。スーツ着て踊ってたよね。楽しい?」
「…」
「コーヒーって苦いよね」
「…」
「ねえ、一緒に踊ろうよ」
「…」
 口を閉ざしたままの彼女の手を握りしめ、いろいろ愛を囁く。手を引こうとがんばる彼女の手をオレの股間に導く。
「もうこんなになってる、ダンシングエボリューション」
 オレのピロートークに悲鳴をあげる米●。周りの客はコーヒーを飲むのに夢中で気付かない。
「じゃあ、オレを武蔵だと思っていいからさあ」
 となだめながら、オレは2刀流で、そういえば水着姿だった米●の上下の水着を斬り捨てる。
「やめてよ、2刀流は」
 そう言いながら米●は器用に右手で左乳、左手で右乳を押さえているが、バイパンの割れ目が丸見え。思わずむしゃぶりつこうとオレが奇声をあげると、
「お客様、ご注文でしょうか?」
 と店員に声を掛けられる。
「まだ考えてるからちょっと待って」
 と店員をかわし、その隙に逃げようとした米●を後ろから羽交い絞めにする。柔らかなおっぱいが心地いい。その旨を米●に伝えるとまんざらでもなさそう。
「今度、マタニティードレスを買ってあげるから」
 とモノで釣りつつ、オチンチンをオマンマンに入れる。濡れてる、すっごい。レジの前で正常位にて腰を振っていると、客が邪魔そうにその上を通り過ぎていく。邪魔なのはお前らの方だ!
 2分くらい腰をヘコヘコしていたら疲れてきたので、
「上に乗ってヘコヘコしてよ」
 と米●に頼むと、スムーズにポジションチェンジをしてくれる。で、上に跨った米●へコヘコとともに揺れる2つのオッパイ、乱れる長い黒髪、剥き出しの充血したお豆。髪の毛が彼女の勃起した乳首にサワサワしているのを見ていて、ふと気付く。これじゃ、和姦じゃん。
「てめえ、男をなめるな」
 とマウントを変更して首を締めながら、ドクドク中出し。少しでも少子化解消に役立てばと思いつつ。
 事が終了して、レジの前で2人して寝そべりながら、「もうスーツを着て踊らないこと」を約束させる。なかなか素直なコのでアイスコーヒーとモンブランを待たせていた店員に注文して、おごってあげる。
 その晩、この行為によって純粋なレイプが不純な援交へと昇華してしまったことに気付いたが、時既に遅し。次回はちゃんとしたレイプをしようと心に誓うのであった。
 ちなみにオレと米●とレイプベビーの家族三人で幸せに暮らすようになるのは1年後のこと。
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by yoshiotoyoshiko | 2007-04-11 16:26 | 企画置き場